デモ隊と警察との衝突が大きくなっている今、愚かな人間が一人見物のために香港理工大学に行き逮捕その後釈放されるということが起きた。
このことに対してネット上では「国際状況を知らなすぎる」「軽い気持ちでデモ隊に近づくのが許せない」などの声が多数見受けられた。
当たり前のことである。香港の若者は、自分たちの将来のために命がけで戦っているのである。実際、デモ関連での若者が高所からの落下で死亡事故も起こっている。その様子を物珍し見物していたのである。批判されて当然のことである。
一つ彼を評価するとするならば、インタビューを受けた際の冒頭に謝罪の言葉があったことである。当たり前のことのように思えるがこれが出来ない人が多いのが現状。彼が逮捕されたことのよって多くの日本人が情報収集に動いたことは確かだ。謝罪して当然である。また、日本人が香港を冷かしているというイメージを持たせてしまうことにも繋がりかねないことなのだ。何もしていない日本人が被害を被ることは避けて欲しいものだ。
彼の愚かさ
パスポートを所持していなかった
逮捕当時彼は、パスポートを所持していなかった様です。そのため、香港デモの参会者ではないということを証明するために時間がかかったそうです。
自分が外国人である以上身分証明書であるパスポート、もしくはそれに準ずる登録証を持ち歩くのは常識である。その常識が彼にはなかったようだ。
そもそも見物しに行くような場所ではない
冒頭にもお話ししたように香港で起こっているデモは若者が命がけで将来のために行っているものである。間違っても見世物のように扱ってはいけないのだ。そのため彼がしたことは愚かと言っても過言ではないだろう。
まとめ
香港の混乱は毎日報道されている通りである。混乱しまくっているのである。その中で香港警察がデモ隊と観光客を見分けるのは混乱とも考えられる。SNS等に動画や写真を載せるために見物に行ってしまえば彼のようにデモ隊と間違えられ逮捕されてしまう可能性は高い。
香港警察とデモ隊との争いは激しさを増しつつある。常に緊張状態なのである。ちょっとした引き金で今以上の大規模な争いが起きかねないのである。一番の対策は、香港への不必要な渡航を避けることである。理由があり出来ないのであれば、デモが起きている地域には近づいてはならない。
【おまけ編】
彼が釈放後、各メディアが一気に報道していました。それほど関心が高いということでしょう。
何はともあれ怪我無く無事に釈放されたことは良かったですね。彼は本当に逮捕釈放の貴重体験と大量の