京アニ放火事件 犠牲者25名実名報道され犠牲となった方全員が公表

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記事内容

京都市伏見区の「京都アニメーション」第1スタジオで起きた放火殺人事件で、京都府警は27日、死亡した35人のうち未公表だった25人の身元を実名で公表した。府警は2日に10人の身元を明らかにしていたが、その後も遺族感情に配慮して慎重に手続きを進めた結果、全員の公表が先月18日の事件発生から40日後、身元確認からも1カ月以上後となる異例の展開となった。

出典:京アニ放火犠牲者、残る25人実名公表 京都府警 葬儀待ち遺族に説明

(毎日新聞)

罪のない多くの方々が犠牲となった放火事件から1ヵ月が立ち今まで公表されていなかった、25名の方の実名が公表されました。

このことに対してネット上では正しかったのかというような議論がなされています。

僕なりの意見を述べさせていただこうと思います。

大方の意見は、「遺族の方のためにそっとしておいてほしい」というものでした。

いきなり家族、大切な人を失ったのです。

幾ら時間が経とうとそのことは忘れることは出来ないでしょう。

一生心に傷が残るとも言えますね。

そこに追い打ちをかけるかの如く、メディアは集まり始めるのです。

生きた証を残すという意味では、ニュースとして取り上げられることは多くの人の心に残りいいのかもしれません。

実際、僕は事件後から何度も、取り上げてきた犠牲となった方に関する記事を読みました。

そのたびに「なぜ、罪の無い人が…」と思いました。

それと同時に犯人たいして強い怒りを覚えました。

このような事件は二度と起こしてはいけないと思わされるきかっけになったと僕は思います。

事件の内容を繰り返し報道されるよりも心に残るのは遺族の言葉だと僕は思っています。

辛い時期にも関わらずメディアの取材に応じ続けたある家族がいます。

凄惨な事件を風化させないために、大切な人の命が失われたことを知ってもらうために辛い中、取材に答えてくださった方には頭が下がる思いです。

犠牲となった「色彩担当の石田」の家族の方のインタビューが僕は今も覚えています。

僕は、色彩について学んだということがあるので勝手に親近感を覚えていたのかもしれません。

僕の知らない「色の世界」を知り尽くしたスペシャリスの命が失われたことを悲しく思います。

色について学び始めてから僕は、色彩設計という仕事があることを知りました。

僕は、元々アニメを沢山見る方の人間でした。

アニメ制作に関わる仕事に色彩設計があることを知ってからは、エンドロールに流れる名前を見るようになりました。

石田さんの命が失われていなければどこかで絶対名前を目にしていたはずです。

その名前を見るのが、犠牲者名簿というのは本当に悲しすぎます。

放火という事件に巻き込まれてしまったせいで35名の歴史が途絶えてしまったということの重大さを犯人には分かってもらいたいものです。

どんなことをしたとしても償いきれるものではありません。

失われた命は戻ってこないのです。

亡くなった35名だけではなく、関係する家族、友達、関わったアニメを応援していた人すべての人を悲しませたのです。

その責任は重いです。

未だに犯人は重篤なままだそうです。

取り調べを受けられるまで回復するには数か月かかるという情報もあります。

このことを訊いて「早く、事件の内容を明らかにして欲しい」と「生きていたのか」という風に分かれるのではないでしょうか。

前者は、なぜ事件が起きたのかを明らかにさせ犯人には厳正な処分を下したいと思った人だと思います。

後者は、重要な事件を起こした人間なので生きている価値が無いと思われたのではないでしょうか。

こうして文章を書いているので僕は、どちらの意見も頭の中に浮かびました。

どっちの方が、正しいのか僕には分かりません。

僕と同じように悩んでいる人は少なくないのではないでしょうか。

それと同じように実名報道が正しかったのか僕には分かりません。

これまでの事件、事故を見てくると直ぐに被害者の方の名前は出ていました。

しかし、今回は事件が大きすぎたこと、京アニから氏名の公表を控えることの依頼があったことから警察からの正式な発表まで時間が空きました。

メディアから実名が報道されることは事件直後からありました。

それは、遺族となった方が取材に応じてくださったからです。

実名報道がされなかったために「デマ」もいくつか出回りました。

しかし、いつものように大きく広がることは無かったような印象を覚えます。

普段は、本当に正しい情報なのか調べる前に拡散してしまう人が今回は慎重になった結果だと思います。

それほど社会に大きな影響を与えた事件だったのです。

【おまけ編】

本編の方でも述べたように実名の公表が正しかったのか僕には分かりません。

安否を心配する親しい人間は、恐らく葬式のしらせより「死」を知ることになると思います。

しかし、京アニが作っていたアニメのファンは知るすべが無いのです。

そうなると、少なからず情報の信憑性の少ない情報が出回ってしまう可能性があります。

それが関係者を新たに苦しめる原因になってしまう可能性になると考えると公表は正しかったのかという意見に流れます。

今回はこの辺で失礼します。

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